勤務先に個人型確定拠出年金の書類を書くのを断られそうになった
2017/01/21
サラリーマンが個人型確定拠出年金(iDeCo)を始める際、勤務先に「事業所登録申請書兼第2号加入者に係る事業主の証明書」という書類を書いて貰う必要があります。
今回は私がこの書類を無事に完成させるまでの話をします。
勤め先に書類を提出した
担当部署はどこ?
「事業所登録申請書兼第2号加入者に係る事業主の証明書」は人事労務担当部署に提出するのが一般的です。総務部、人事部あたりです。私の会社では総務部が担当しています。
件の書類を封筒に入れ、封筒には「年金関係書類です。記入よろしくおねがいします。」と書き、総務部の書類受付ボックスに入れておきました。
その日のうちに部長登場
自分の部署で仕事をしていると件の書類を持って総務部長が現れました。下はその時のやり取りです。
総務部長「会社方針でこれはできない」
自分「会社に不利益になるわけでもないのにどうして出来ないんですか?」
総務部長「N生命で確定拠出年金をしているから」
自分「今年までは無理でしたが、来年1月からは法改正でできるようになったんです」
総務部長「検討するからもう少し待って」
自分「わかりました」
この2日後、書類ができたから取りに来てくれという連絡があり無事に書類をゲットしました。
個人型確定拠出年金の対象者が拡大されたことは十分認知されていない
やり取りがあったのは2016年12月末です。私の勤め先は2017年の法改正を把握できていなかったようです。その為、対象者で無いことを理由に断られそうになりました。
法改正で新たに加入できるようになった人は私のように法改正があったことを会社に説明する必要が出てくるかもしれません。